わけあって、ちょっとの時間で食べなきゃいかん。 駅から1分。ありがたい立地。 しかも、名店なのに「知る人ぞ知る店」。行列の憂き目に会う危険も少ない。 という計算の下、訪店。計算どおり、隣の焼き鳥屋のほうが混んでるしw とにかく腹が減ってる。 肉入り、中盛で! 入り口の古式の小さな券売機は、動きも心なしかのんびり、発券までが待ち遠しい。 いつもの狭い店内、時間が止まったような空間、 ちょっと急いでる自分がちっぽけに見える。 温かいラーメンは、注文から提供までも早い。 ちっぽけな自分を恥じてる私を慰めるように、店主の暖かい声で「オマチドオサマ」。 では、いただきます(-人-) 麺はいつもの半身浴。中盛だと、半身というより、膝までしか浸かってない感もw 汁は少ないけど、ボキボキした麺がそれをほどよく纏って口に滑り込む。 うま....ん?何だか、味が濃くなった? 肉そばの肉、厚切りで、脂身が多目のトロトロな切れ、 赤身のスライスで、カムとジュワシュワッとジューシーな切れ、 端っこのところの「皮」のゴワッとした食感が楽しい切れ、 3切れとも美味いなあ。 麺を食べ進める。 下のほうまで到達するにしたがって、汁への浸りがよい部分が口に滑り込む。 麺は熱くてもまったく伸びることなく、よい食感のまま。 汁が....やっぱり濃い。以前に食べたときは、煮干がググッとくるものの、 後味はどこかすっきりしていたような記憶があるが、今日のは濃厚だ。 決してエグ味が出ているわけではない。ちょっと塩気は強く感じるが、 煮干を引き立たせるために動物質を濃くしてるのか? 麺はあっという間に完食。 残ったスープをゴクゴク。 ん、やっぱり濃い。 美味いとか、まずいとかではなく、濃い。 濃厚さと引き換えに、切れのようなものは無くなった気がする。 時間が止まっているように見えて、店主の味は、「進化」しているのか。 それとも「試行錯誤」の途中なのだろうか。 巧くいえないけど、それをたしかめに、時々は訪れたい店だ。 30分弱はあっという間だった。