ワンタンチャーシューメン 950円 大盛 50円 スープ★★★★★ 麺★★★★☆ 具・トッピング★★★★☆ 価格★★★★☆ 接客・雰囲気★★★★★ スープ あっさりしていながらコクのある醤油スープ、という表現がとてもしっくりきます。豚骨、鶏がら、煮干し、醤油といった素材の旨味が丁寧に折り重ねられているだけでなく、動物系の厚味、魚介系の苦味、野菜の甘味、醤油の塩味が綺麗に混ざり合っており、醤油色の濃いビジュアルから抱く味の予想をよい意味で裏切ってくれます。いわゆる中華そばや支那そばと呼ばれる類の中では、やや豚骨の主張が強いせいもあるのでしょうか、食べ進めれば食べ進めるほどに不思議と動物系の旨味が強くなっていくような気がしました。シンプルだからこそ、素直に美味しさと味わいを堪能できるスープではないでしょうか。 麺 中細ちぢれ麺です。どこにでもありそうなビジュアルに反して、ツルツルした喉ごしと適度なコシが特長。スープとの相性もよく、しっかりと考えられた麺だと思います。 具・トッピング チャーシュー5枚、ワンタン6個、メンマ、刻みネギが載ってきました。チャーシューは厚味こそありませんが、豚肉らしい食感を楽しめるタイプ。噛めば噛むほどに肉の旨味が味わえます。ワンタンは餡のボリュームこそ控えめですが、皮の面積が広く、不満はありません。メンマは細めですが、食感は十分。刻みネギは薬味として欠かせない存在です。 価格 中華そば600円、ワンタンメン750円、チャーシューメン850円、チャーシューワンタンメン950円です。デフォルトのボリュームに欠けるとはいえ、大盛50円、特盛100円なので、幅広い選択肢とコストパフォーマンスを兼ね備えたお店だと思います。 接客 もともとはサラリーマンをされていたという店主が一人で切り盛りされています。職人気質を感じさせる強面な表情から気難しい印象を抱きがちですが、実際はとても気さくな方です。これまで定期的に足を運ばせていただいてますが、調理で手が塞がっていないかぎり、店主のほうから声を掛けてくることも珍しくありません。それでいて卑屈な感じを受けないのは、やはり提供される一杯がしっかりと完成されているからに他なりません。なお、店内はカウンター5席と狭く、3枚の引き戸のいずれからも出入り可能という構造になっています。引き戸の下半分から店内の着席状況を確認することが出来るので、空いている席に一番近い引き戸から入るようにするのがよいでしょう。先述した通り、大変こぢんまりとしたお店なので、空席がない場合は店外で待っていたほうが無難だと思います。